ロレックスブログ2020

稀世の「時計師」ものがたり

自叙伝として、90年にわたり機械式時計にかかわってきた筆者の今だから書くことのできる裏話を含めたリアルな話が述べられています。
この内容はとても私がサマライズしてしまえるようなものではないので、是非実際に読んでいただきたいと思います。

ただ、特に興味深かったのは、クオーツ時計偏重によって日本の時計産業に機械式時計の「失われた20年」が生まれてしまったという考え方です。
クオーツに注力した結果、「高い技能レベルでの修理が行える人材が払底」してしまい、中途半端な修理によって、思い入れがある古い時計を直すことができず、むしろ壊してしまう事態が引き起こされていることを危惧し、ステータスアイテムとしての復活を果たしたスイス時計業界にも同じ欠点があると指摘しています。

これには非常に共感しました、現在はメーカーのコングロマリット化に伴い、修理部門までを自前で抱え込んでサポートする形になっていますが、メーカーが無くなってしまう、そこまでいかなくても部品が枯渇してサポートを打ち切られた時にどうするか?という、工業製品と工芸品の合間のような需要を満たすためにはメーカー公式サポートだけではなく、部品を交換するだけではなく自分で部品を製作する修理・修復という技能を持つ方はいまだに必要だと思うからです。ショップ情報(NO.1) –wshop2345時計店


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