ロレックスブログ2020

古くて新しい、パテック フィリップ初のレギュレーター

ご覧のとおり、時・分・秒の各針が独立したレギュレーター。それ自体は珍しくはない。かつて時計師が組み上げた時計を歩度調整する際に用いた高精度な標準時計をルーツとし、それを模したモデルは、他社にも見つかる。

しかしパテック フィリップが、満を持して発表した同社初のレギュレーターは、中身が違う。ダイヤルをよく見れば、月と曜日、日付を表示する3つの小窓をもつと分かる。

これらは年に1度、3月1日にだけ調整すればいい複雑機構の年次カレンダー搭載を意味しているのだ。

それだけではない。このモデルのために新開発されたムーブメントCal.31-260 REG QAは、革新的な脱進機を採用する。アンクルもガンギ車もシリコンベースの新素材Silinvar®製で、さらにヒゲゼンマイまでも同素材で製作し、かつてない伝達効率と高精度とを実現している。

同社が20世紀初頭に製作した振り子時計を規範にしたダイヤルは古典的。しかし中はハイテクで、伝統と革新が融合する。


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