ロレックスブログ2020

日本を代表する高級時計フェアに明暗くっきり

「三越ワールドウオッチフェア」は1998年にスタートしたイベントで、昨年は10億円以上を売り上げた。今年も60以上のロレックスレプリカブランドを集め、数量限定のレアモデルなどをラインアップした。「東武ワールドウォッチフェア」は2001年に始まり、今年で18回目。国内外から約40ブランドを集め、売り上げ目標として前年比7%増の6億円を掲げていた。いずれも年に1度開催の日本最大級の時計の祭典で、ウオッチファンから厚く支持されている。

三越の渡辺健司・時計バイヤーは「これまで来店数、決定数共に50代以上がメーンだったが、今年は30~40代の伸長が目立った」と振り返る。一因に、男性ファッション誌「オーシャンズ(OCEANS)」とのタイアップがある。当該ページを増し刷りしたSPツールも製作・配布した。昨年までは「GQ」が受注していた。

今年のフェアの目玉だった、ヨーロッパの独立時計師によるウオッチも売れた。独立時計師とは、企業に属さず自らのアイデアと技術で時計を一から手作りする職人のことで、年間生産数は数十本足らず。希少価値が高く、価格は数百万~数千万円だ。「想像以上に反響があり、300万~500万円の商品が動いた。他店では見られない数をそろえ、時計愛好家のみならず新客にも高評価をいただいた」と渡辺バイヤー。「存在を知ってはいたが、手に取ったのは初めて」という客も多かったという。4人のデザイナーが来日し、直接接客したことも大きかった。

ブランド別の売り上げでは「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」が2ケタ増。「『ブレゲ(BREGUET)』『A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)』『ピアジェ(PIAGET)』もよかった」一方で、30万~50万円台が伸び悩んだが、全体として「上ぶれした」という。


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