ロレックスブログ2020

それが1983年4月にリリースされた初代DW-5000ですね

増田 そうです。日本よりも、アメリカで実用的な時計としてよく売れました。当時は1ドル240円くらいの時代だったので、価格を39ドルという安価な設定が出来たことも大きかったのでしょう。また、広告がきっかけとなり話題を呼んだというのもありますが。

83年以降、しばらくは同じカタチの製品が続いていますが?

増田 DW-5000を開発している段階で、どこへ持っていても信頼性のある「オールマイティ・タフ」という考え方から、耐衝撃性だけではなく、泥まみれになったらどうか、振動を加えたらどうなるかなど、いろいろな条件でテストを繰り返しました。その結果として生まれたのがDW-5000のカタチですので、いちばんタフに出来上がっていました。そこからカタチを変えると、初めからやり直さなければいけなかったので、なかなか形を変えることが難しかったのです。

--その後にリリースされた5600シリーズが定番となっていますが。
初めて樹脂ケースを採用したDW-5600C(1987年発売)
増田 5600が出た背景の一つに円高があります。G-SHOCKが日本でブームになる前、急激な円高が進行しました。そのため中のケースにステンレスを使用していると現地の価格を上げざるを得ない。そこで、樹脂に強化ガラスなどを入れて耐衝撃性能は同じレベルを保ちつつコストダウンできないかかとチャレンジして出てきたのがDW-5600Cです。


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