ロレックスブログ2020

具体的にはどのように進めていったのでしょうか?

増田 世の中に「壊れない」と謳っている時計などありませんから、壊れないということをどう設定するか、つまりどこをゴールにするかをまず考えました。そこから出てきたのが、落下強度10メートル、10気圧防水、電池寿命10年の「トリプル10」という開発思想です。

最初は時計のまわりにクッションをつけることをしましたが、でき上がったのは巨大で到底売れない代物でした。そこで発想を変えて、部品ひとつひとつに衝撃吸収材をあててラバーでくるみ、それをステンレスのケースに入れてさらにラバーにくるんで3重にしてみました。その結果、物にぶつかった時に中のモジュールが動いてうまく衝撃を吸収することが分かり、商品化へのメドがついたのです。そこから設計担当とやり取りしながら肉を削ぎ落としてカタチにしていきました。


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