ロレックスブログ2020

大胆なスケルトンデザインに、メゾンが誇る

ベースプレートに加えて、ケースや針、フランジ(ムーブメントや文字盤を収める枠)までスケルトン化する…「エクスカリバー スパイダー」でスケルトン技術の限界を打ち破ったロジェ・デュブイ。その技術的な挑戦を象徴する画期的なモデルが香港でお披露目された。ムーブメントに、2013年に発表された「クアトォール」機構、つまり、通常の腕時計の4倍速で振動する2組4つのテンプを使ったメゾン独自の重力誤差低減機構を使ったスケルトンポケットウォッチだ。

4つのテンプが刻むビートを5つのデファレンシャルギアで統合する独創的なこの調速機構に加えて、スケルトン化という点でも、このポケットウォッチは画期的だ。スケルトン化はケース、インナーベゼル、針、リューズにまでおよぶ。そしてもちろん、ジュネーブ・シールを取得。つまり組み立てはあくまで伝統的な手法で製作されている。このコントラストも面白い。

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そして、この先進的なスケルトンのメカニズム同様にインパクトがあり画期的なのが、スタンドやチエーンも含めた、このポケットウォッチ全体のデザイン。その一部となったクァトゥールのムーブメント外観も含めて、これほど前衛的なものは時計史上初めてだろう。未来派のゴシック建築とも言うべき大胆さ。この1点だけでも今年の時計界のトピックに挙げたいタイムピースだ。


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