ロレックスブログ2020

ブルガリのウォッチにとって重要なこと

ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏(以下 スティリアーニ) 私がケン(奥山清行氏のこと)の才能のことを知ったのは、彼がイタリア・トリノのカロッツェリア・ピニンファリーナにいて、マセラティやフェラーリのスタイリングを手がけていた時です。もし、誰かに「オクト」のデザインを頼むとしたら、ケンをおいてほかにいないだろうと思いました。

奥山清行氏(以下奥山) 僕がイタリアのデザインを理解していると思ったから? たしかにトリノに住んでいたし、仕事でもプライベートでも、あらゆるイタリア文化に触れてきたと思います。たとえば、フツウのイタリア人男性は、紺のジャケットに、ブルーのシャツしか着ないといっていいぐらい、ファッションに保守的でつまらない、とか(笑)。

スティリアーニ (笑)

奥山 でもなかには、とびきりセンスのいいひともいるんですよね。自分の感覚を信じてスーツをオーダーでつくっている。そのひと以外、誰にも似合わなそうだけれど、本人が着ると、驚くほど決まっている。こんなひと、日本では見たことないですよ。僕はこれがイタリアのすごさだと思うんです。

スティリアーニ ブルガリのウォッチであるからには、そこに、イタリアのものづくりの哲学が込められているのは、とても重要なんです。


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