ロレックスブログ2020

時計メーカーのスマートウォッチ

時計メーカーとしては、スマートフォンメーカーのスマートウォッチとの間で、手首の取り合いをする必要がある。スマートウォッチは習慣的に身に着けてもらうことを目指している。おそらく1人の人が同時に装着する腕時計は1つだけだ。

高級なブランドほど、スマートウォッチによる影響をすぐには受けないだろう。実用性はもちろんだが、ファッションとしての側面について、現在のスマートフォンメーカーのスマートウォッチが代替できるほどに成熟しているとは言えないからだ。しかし前述の習慣性は、時計メーカーの時計を実際に身に着ける頻度、ひいては購入するかどうかの判断にまで影響する。

時計メーカーのスマートウォッチでも、どの部分にデジタルを介在させるか、という方法論が存在する。全面デジタルの文字盤にして、これまでのアナログ時計のデザインを踏襲する方法もあれば、アナログ時計のデザインをそのままにしながらバッテリーによる駆動に変更する方法、そしてムーブメントはそのままにし、時計の中にデジタル機能を埋め込む方法だ。

個人的に時計メーカーに期待するのは、最後のパターン、既存のムーブメントやデザインの中にデジタル機能、すなわちモーションセンサーやバイブレーター、Bluetooth通信モジュールを搭載し、スマートフォンと連携できるようにするタイプだ。


Scroll To Top